天皇杯1回戦の激闘を制し、2回戦への進出を決めたチェントクオーレハリマ。
関西リーグでの戦いに戻ってきましたわい。
スタ面子は
GK:タデオ
DF:(右)高見、(左)榎木、鵜飼、唯人
MF:(右)麗央、(左)隼平、高瀬、監督、ふっし~
FW:マツ
リザーブには
航生、末政、小松、奈也、成矢マイケル、マイケル、祥史
福井戦から、スタメンを6人変更し、中にはリザーブにも入っていない選手も居る。
まあ火曜日の練習内容を観ていて、これも長丁場を戦う一環であると、得心。
前半は、ほぼハリマペース。
結構な決定機とCKのチャンスに恵まれながら、中々得点できず。
このまま終われば何か嫌な感じになるかな…と思っていた最中、最終ラインからのロングフィードを鵜飼が競り勝ち、PA内へ折り返し、監督がサクッと合わせて、先制。
1-0で後半へ。
後半も出だしは変わらずだったが、一瞬のスキを逃さずに関大が追いつく。
此処から目に見えて、攻守に決め手を欠く灰色な時間へ突入する。
何とか打開する為に、監督→小松。隼平→奈也の交代。
ここで小松が入り、再び落ち着きを見せ、奈也が効果的に左サイドを活性化させる。
この後のマツ→祥史。ふっし~→マイケルもだが、選手層の厚さと各人のストロングポウントを活かせる交代起用が、実を結ぶことになる。
後半26分、CKからのチャンスをセカンドを拾い、右に左に攻め立てて、最後は左PA付近で待ち構えていた鵜飼の見事なシュートでまた勝ち越し。
前半から続いていた、何か決めきれないもどかしい雰囲気を断ち切るゴラッソは、見事。
以降は、危なげなくプレーを進めさせ、2-1で勝利した。
前半の出来と、ボールを保持して、比較的前へ向けていた頻度を考えると、やはり決めきる時に決めておかないと、という事になってしまう。
ギリギリの勝負に持っていっちゃって、自分達から苦しい状況になり掛かった訳だし、もっと穏やかに試合を進められたのではないかと。
ただ天皇杯兵庫代表決定戦である関学戦もだが、一旦気持ちが落ちかけても、また戦える状態へ持っていく修正力と気持ちの強さは、勝ち点3という結果を引き寄せたんやないかな。
一先ず、勝利を収める事で、色んな事への前向きな可能性が生じている。
スタメンだけでは無く、途中出場からインパクトを与えたり、ベンチ外の選手も起用されると、しっかり役割と持ち味を発揮している。
苦しい試合内容からも、総員で結果を勝ち取る事が出来ているのは、今年のチームを象徴する事なのかもしれない。
6月の立て続けの試合に向けて、今日のプレーを考察し、活かして欲しい。
では皆様、お疲れさまでした。