KSLカップ・ファイナル後に引退選手の胴上げが有ったと聞き、後日公式から該当者の正式発表がありました。
毎年幾人かの引退選手が出るのは当たり前ですが、チェントの選手として観れなくなる寂しさと、このクラブで一戦を退く事を決めてくれた事への感謝が混在する、不思議な感覚になります。
順番を決めてはいませんが、各人への想いを記していきます。
①高瀬廉
2020年より、J.FC宮崎(現:ヴェロスクロノス都農)より加入。
4年間、ボランチを主戦場に「本職が何処か判らない」くらいに
どのポジションでもしっかりゲームの流れを掴み、チームに貢献してくれました。
2022年第三節の飛鳥戦、今年の天皇杯本戦1回戦の福井戦など、彼が決勝ゴールを決めた試合は、スタッツでは測れない、しっかりハリマが主導権を握り、チームとして戦術を共有できた、ナイスゲームが多かったですね。
サポーターとして、アウェイに足を運んだ甲斐と帰路の足取りを軽やかにさせてくれたものです。
優成の守備力と忍耐力が増してきたのも、廉や後述する駿斗を観て学んだからでしょう。
4年間お疲れ様でした。有難う。
追伸:2代目高瀬、2代目廉という、完全に此方側の都合もあり、個人コールに苦しんだのは、此処だけの告白ですが(^^♪。
②久保田駿斗
今季FC.AWJより加入。
関西のアマチュア上位カテゴリーで活躍した彼は、ハリマでもスタメン・途中出場どちらでも、巧者と呼べる動きと自分の役割を瞬時に理解し、ピッチで体現出来た選手でした。
私的には、KSLカップ戦予選のおこしやす京都戦のゴール。
カウンター気味の攻勢から右サイドを突破した成矢のセンタリングを、前で祥史がDFを引き付けて出来たスペースにしっかり詰めた駿斗のヘディングが決まったシーンは、今期一番のゴールシーンでした。
ここぞという時に、しっかり結果に結びつけられる彼が引退する事は惜しいですが、人柄や積み重ねてきた経験を糧に出来る人でしょうから、引き続き彩りある人生を進めて下さいね。
③大石駿之介
2022年より、エスペランサSCより加入。
覇気とやる気が籠ったドリブル突破とスピードが魅力。
出場機会が多くは無かったですが、どんな時でも自分の持ち味を発揮しようと、奮闘していた姿に好感が持てました。
彼の個人幕は、バンディオンセ神戸以降、初めて趣味が幕に反映されるものでした。
『釣』
此処に彼が1番嬉しかった釣果、アオリイカを書ければ良かったですが、画力が壊滅的な私には無理でしたので(^_^;)。
2年間お疲れさまでした。