チェントクオーレ ハリマ ~ 想いを一つに~

チェントクオーレハリマを観ていきます

2023 KSL第7節 vs FC BASARA HYOGO 戦

前節の和歌山戦を妥当な引き分けで終えた、チェントクオーレハリマ。

ムサシオープンデパート朝市とのコラボ下では、トータル1勝4分けだし、ここらで勝って盛り上がりたい。

上位との勝ち点差を考えても、勝ちが求められた‥…んだが、立ち上がり~前半45分間、長年観て来た中でも、上位に入るすっげー悪い内容。

 

相手が前半からアクセル全開で来て、一気呵成に攻め込む事は解っていたのに、そこに何も出来ないまま、ただ受けとめて0-1で折り返す。

後半は徐々に相手の足が止まってきたが、それでも打開できる要素がないまま、カウンターから追加失点。

取られた時間も、ゲームの流れも内容も最悪な中、やっとこさボール保持率が上がってくる。

後半から投入されたポストプレーの祥史と左サイドの奈也の所が活性化し、真ん中に位置転換した隼平が攻撃の糸口を掴んでいく。

相手が付いていけなくなってきた中、パス交換からの受け渡し→隼平のPA内にドリブルに溜まらずファール。得たPKを隼平自ら決め1-2。

以降もセットプレーから幾度となくチャンスを迎えるものの、惜しい場面が続いたラストoneプレー。

鵜飼のロングスローの混戦のこぼれが、高見の足に沿うように当たり、そのままゴールへ流れ込み、最後の最後で引き分けに持ち込んだ。

 

まあ褒める要素の無い試合内容だろう。

それはジャッジの一貫した不可解さを抜きにしても、異論の無いかと。

普段練習している場所だし、加えて多くの観客と出店者の方々が良い雰囲気を作った中だからね。

 

良かった点…0-2から最悪の内容から追い付いた事かな。

得点シーンから結構長い間遠ざかっていたし、鵜飼ロングスロー劇場と化したロスタイムでは、チャンスコールに合わせて、観客の皆様が手拍子で後押ししてくれた。

この内容で、何も良い所がないまま負けていたら、おそらく今後立ち直るのに時間が掛かったか、急下降していったんじゃないかな。

劇的な同点ゴールの瞬間は、文字通り沸きましたし。

 

結論としては、興行としては盛り上がったが、チームの出来は良くなかった。

ただ負けていたら、自信・活力・支援・ポテンシャルなどが雲散霧消していたかもしれない。

その踏み止まった意地って所を大事に、後期開幕へ向けてもう一度奮起して闘っていきましょう。