昨年に続いて、兵庫県代表として天皇杯本戦に臨む、チェントクオーレハリマ。
一回戦の相手は、福井県代表の福井ユナイテッド。
北信越地域の強豪チームにして、地域CLの常連クラブ。
勝ち負けもだが、全国レベルのチームとの対戦は、有り難い経験になる。
会場は、テクノポート福井。
地域決勝でも全社でも、4回戦って勝ったことが
無く、地域決勝時は凄まじい悪天候だったりと、相性から言えば、力一杯悪いよね。
スタ面子は
GK:航生
DF:(右)末政、(左)榎木、中條、鵜飼
MF:(右)T成也、(左)隼平、海翔、高瀬、ふっし~
FW:祥史
航生がスタメンへ復帰。
末政が初出場でスタメンだが、前のT成也と共に、サイドをしっかりと固める布陣。
入り方は、悪くはない。
両チームとも最終ラインから繋いでいくスタイルだが、素早くサイドに展開する福井の攻撃は脅威だが、末政と榎木が簡単にはプレーさせない。
中盤の選手も前を向ける事が多いので、慌てず落ち着いて攻守に取り込める。
押された感があるかもしれないが、ゲームプランを大過無く出来ていた前半終了間際、鵜飼のロングスローからの混戦⇒榎木がシュート⇒高瀬が落ち着いて決め、先制。
ワンチャンスを決めきる形で、1-0で折り返す。
後半は福井側のサイドからの攻撃がより鋭さを増す。
特に19番の阿野選手と8番の和田選手が躍動して、ハリマを脅かす。
が、奈也・成矢・マイケル・マツといった交代選手が、状況を理解して各々持ち味を出してプレーする。
福井の決定機はしこたま有ったものの、航生が撃てるコースを切ったり、DF陣と上手く連携を図るなど、守りに関しては反対側での攻防ながら結構安心して観れた。
最後まで守れたハリマが1-0で勝利した。
急に熱くなり、且つ蒸し蒸ししたコンディション。
試合終了後は選手が一斉にピッチに倒れこむ程、消耗戦な総力戦だった。
やはり全国レベルのライバルチームは強かったし、今回はハリマ側の取り込んだ事が上手くいったから勝てたのだろう。
だからこそ、この勝利には価値があるし、その結果2回戦ではJ1チームのセレッソ大阪との試合が出来る。
まさしく勝ち取ったというに相応しいかと。
週末には、リーグ戦も有る。
しっかり勝って、心身充足させて、6月を迎えないとね。
チェントクオーレな皆様、お疲れ様でした。