後期開幕戦の守山侍2000戦を、スコアレスドローでスタートしたチェントクオーレハリマ。
「上手くいかない」って空気感が瘴気のように漂い掛けるかもしれない、結構厳しい状況での、ホーム日岡山でのレイジェンド戦。
前期恐っそろしい悪天候下で、逆転負けを喫した相手。
選手として、チームとして意地を見せれるか?
スタ面子は
GK:タデオ
DF:(右)高見、鵜飼、中條、(左)榎木
MF:(右)マイケル、海翔、優成、(左)奈也、京太郎
FW:マツ
優成がスタメンで、京太郎がトップ下。
上記2名にマイケルと奈也を両サイドに据え、運動量を活かした布陣。
前半はイーブンな展開。
ただ、いつもとは違い、何が何でも後ろから組み立てていくのではなく、ロングボールも使いながら、しっかり押し上げていく。
運動量を活かした整理された内容なので、ここ2試合のけったいなバタバタ感が無くなり、落ち着いてプレーできている。
後半も運動量勝負で負けないので、徐々にペースを握る。
セカンドボールの回収率が上がっていき、前線と中盤の距離感と相手へのプレスのバランスも良くなってきた。
そんな最中、クリアする為にPA外に出てきたGKのクリアボールを海翔がカット。ガラ空きのゴールにロングシュートを落ち着いて決め、先制。
今までの鬱憤を晴らすような、ベンチ総出の喜び方🎉。勿論観客の我々もだが🚀。
マツ→祥史に代わり、前での起点からサイドへの展開が増し、前半に引き続き海翔と優成が上手くバランスを取っている事で、活性化していく。
自然と前からの守備が功を奏し、追加点は運動量で相手に脅威を与えていた京太郎から。
彼の鋭い右足一閃のサイドチェンジ→祥史が中央で囮に→奈也に渡り、ゴール右隅を狙ったシュートが決まり、2-0。
前半にも同じようなシュートが有ったし、得意な形なんやろね。
靖治社長曰く、『奈也ゾーン』からのビューティフルゴールでした。
以降は一点返されるものの、2-1で終了。待ちに待った勝利を掴んだ。
ポゼッションありきではなく、相手に即して柔軟に戦い方を変えた事。
そしてプレイヤーの動きと頭の中が整理され、局面や一つ一つのプレーに理由が感じれたこと。
何より勝つ事で悪い流れを一旦断ち切れたのかな。
今後負けも引き分けも許されない厳しい状況下だが、日々の練習での態度や取り組む姿勢、試合に臨む心根などは大変好感が持てるだけに、ここからチェントクオーレハリマに関わる者全てで、前を向いてしっかり闘いましょう。