ホーム日岡山での勝利と、今節の他会場の結果で上位との勝ち点差を詰めるチャンスが出てきた。
此処は是が非でも結果が求められた。
結果は0-1。
前半の入りは、相手のDFとGKの連携が上手くいってなかった事もあり、何度か良い形にはなるものの、押しきれず。
以降、全体的に押し上げてサイドを使ってきた相手に対し、受けるだけ受けてしまい、後手後手に回る。
後半も失点後はロングスローを絡めたセットプレー等で決定機を作るも、しっかり守られて、大事な試合を落としてしまった。
何だろうね。自分達のペースで進めている時の相手への圧力不足は否めないし、一旦凌がれて少し対応されると、暫く玉虫色の展開に陥ってしまう。
上手く先制できた時はそれで良いんだが、その時々の相手のコンディションを判断して、直ぐに点を獲れるって感で、受けれてしまっている。
だから迫力もないし、メリハリが付かない。
逸点後、ギアを入れるから自分達の調子を取り戻すって試合展開が多々見受けられるが、シュートの意識ってのも、まだまだ足りないと思っている。
相手からしたら、怖さはないだろね。
チームの戦術・戦略を選手各位が理解して練習や試合で実践しようとしているのは解るし、度々練習や練習試合を観ている者からも、真面目に目標に向かっているのは疑う余地も無い。
さて此処からだ。
全国大会に繋がるもう一つ大会が始まっている。
そこは負けたら終わりの一発勝負。
リーグ戦で陥った悪循環を持ち込む訳にはいかない、厳しい戦いだ。
相手が下位とか上位とかカテゴリーが違うとか関係ない。
真夏の真昼間に戦う酷な状況下だからこそ、しっかり自分達のストロングポイントを活用すべきじゃないかな。
前からのチェイスにボール保持者にプレスを掛け、素早く展開し、撃って終わる。
戦術の違いはあれど、バンディオンセ→チェントクオーレハリマに共通する、我らのチームの良き流れであろう。
OBプレイヤーやお世話になったスポンサーや支援を頂いた方々が頑張ってくれたから、やっと自信を持って地域で戦えるチームのスタートをきれた2023年。
まだ何も失ってもないが、何も得ていない。
このままリーグでも全国大会でも何も出来ないまま終われるチームではないでしょ。
『進取果敢』
自ら進んで接触的に事を成し、強い決断力を持ち、行動する。
今期負け知らずのアスパ五色から、ハリマの意地と底力、発揮していきましょうや。